2011年3月27日日曜日

命のアラーム
















福島原発事故で現場作業にあたる技術者


携帯型の放射線測定器を身に着けて活動している。


TVで放映された測定器の警報音・・・・


あの音は命のアラームです。


我々業界も似た装置を使っているだけに他人事とは思えない


画像は私の使っている酸素濃度計


水槽やマンホール、地下室等 密閉箇所に入る時に使用します


人間が活動するのに必要な空気中の酸素濃度18%


この数値を切るとアラームが鳴り、振動と共に危険を知らせます。



マンホール等を開け、覗きこむ前にも濃度計を穴上に持ち測定。



これは気流により危険なガスが蓋を開けたと同時に


上昇し、覗きこむと同時に死亡する事故を防ぐ為です。


勿論 槽内や地下室内に入る時はベルトに装着し


作業を行います。




テレビでも報じていますが見えない敵ほど怖いものはありません。


あの現場で常に戦っている精神状態は過酷極まりないはずです。


技術があるから現場に行く・・・・・技術者の宿命なのでしょうか?


同じ技術者の人間として・・・・


改めて作業員の方々に頭が下がります。


一刻も早く解決する事を願って・・・・・


がんばろう 日本!

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